2025/06/16 21:00
映画やアニメなどを見ていると、よく「伏線」が張られていることがよくあります。
この伏線が回収されることによって、見ている方々を大きく驚かせたり、作品自体に深みを持たせたりもします。
一方でこの伏線っぽいものがあったなかで、それが回収されないままの謎になることもあります。
こういった場合には作中に明確な答えがないので、個々人で考察してその理由を探していくことになり、それがまた楽しみだったりもします。
このような謎やうわさなどによって、聴衆に考察の機会を与える作品のひとつとして、「ジブリ作品」が挙げられるかもしれません。
ジブリ作品は壮大で不思議な世界観の中にありながら、どこか人間くさい人たちが織りなすギャップを感じさせ、そういったところに面白味があるような気がします。
現在でも定期的に金曜ロードショーなどでテレビ放映がされており、映画館でもリバイバル上映がされていたりなど。未だに幅広い世代に人気を博しています。
そんなジブリ作品の多くには、意外と作中では語られていない謎やうわさが存在しており、さまざまな考察があったりします。
・「となりのトトロ」にてサツキ・メイが亡くなるといううわさ
・「魔女の宅急便」にてキキが急に喋れなくなった理由
・「千と千尋の神隠し」にて母親が千尋に冷たい理由
・「ハウルの動く城」にてソフィーにまつわる魔法の話 など
となりのトトロに関してのうわさ」に関しては話題になりすぎて、公式が見解を出すまでに至ったので、それだけ世間の注目度も高かったということでしょう。
それはジブリ作品というものに対してのめり込ませる魅力があったり、ジブリなら何かあるかもしれない…と思わせる作り込みが、あるからこその事象であり人気の裏返しだと思わせる出来事ですね。
そんな今なお色褪せない人気があるジブリ作品の、コラボTシャツが北米ユニクロから発売されます。
かぐや姫の物語や君たちはどう生きるかなど最近の作品から、紅の豚や平成狸合戦ぽんぽこなどの懐かしい作品も含め、全8作品のTシャツがラインナップされています。
ただ大変残念なのは契約上の問題で日本での発売はなく、7/4に日本以外でのアジア圏で発売が予定されています。
ジブリは日本の作品なのになぜ日本で販売されない?ということに関しては著作権法における著作者という存在が、どのように定義されているかという問題によるので、気になる方は調べてみると面白いかもしれません。
ハウルの動く城Tシャツ、めちゃくちゃかっこいいです…。
平成狸合戦ぽんぽこも、世界観があらわれていていい感じですよね。日本発売がないのが残念でなりません。
今回はジブリTシャツのご紹介とともに、ジブリ作品の魅力などについても書かせていただきました。
毎年夏休みくらいになると、金曜ロードショーでジブリ作品が放送されるので、今年もそれが楽しみですね。
何回も見てるから知ってるはずなのに…なんかまた見ちゃうんですよね。それがまた魅力であり味わい深さなんだと思います。
終
《編集後記》
今回の記事を書くにあたって一番勉強になったのは、著作権法に関するお話ですかね。
ジブリ作品が日本で放映できない、作品が販売されない。こんな不思議なことが起こり得ている理由を、少しでも知ることができたのはよかったと思います。それでもなんかもどかしいですけどね。
《参考文献》
・UNIQLO×スタジオジブリ コラボコレクション/UP TO DATE
https://uptodate.tokyo/uniqlo-studio-ghibli/
《筆者紹介》
名前:Null
20代半ばで仕事を契機に、双極性障害を発症。
結婚を機に主夫になりました。(なりたくはなかった)
家事や家計管理などの主夫業全般から、こういった文章を書くお仕事もしてます。
主夫で障がい者という変わった経歴ですので、自分にしか表現できないこともあるかと思います。
もしなにか自分に文章を書く場をいただければ、お声がけいただければ幸いです。