2025/05/01 14:53
人間は年齢や性別にもよりますが、おおよそ60%が水分でできています。
そのような構成上からも水分補給というものは非常に重要で、食べ物がなくても2~3週間は生存することが可能ですが、水分がないと4~5日しか生存できないとも言われています。
それくらい人類にとって重要な水分ですが、皆さんはその水分をどのように手に入れるでしょう?
2022年のデータなので少し古いですが、ミネラルウォーターをどこで購入しますか?
というアンケート結果がありました。
- 1位:スーパー 58.2%
- 2位:コンビニエンスストア 35.0%
- 3位:自動販売機 23.0%
- 4位:ドラッグストア 18.7%
※5位以下省略
2022年より前にも同様の調査が複数回に行われていますが、全体の傾向としてはドラッグストアの比率が大きく上昇し、コンビニエンスストアがやや減少傾向、自動販売機は2012年と比較すると5%程度下落しています。
全体の傾向を見ていてわかることは、やはり消費者行動として、「価格」に重点が置かれているのだと思われます。
ドラッグストアでも飲料・食料などを扱う店が増え、かつ品揃えも多くて安い。
生活圏内に何店舗もあることが多いので、購入に際してもそこまで不便に思わない。
そんな消費者心理を踏襲しているように感じました。
「安い商品は品質が不安」というのが一般概念としてありますが、大手メーカーが販売するコンビニやスーパーにも並び品を、ドラッグストアでは安価で販売しているのも魅力の一つでしょう。
販売数が減少傾向にある自動販売機についても、やはり「価格」がネックになっている感は否めません。
町中のあらゆるところに設置があり、簡単かつ手軽に飲料を入手することができますが、
一方で定価で売られているものがほとんどなので、その分スーパーやドラッグストアと比較すると、
割高に感じられてしまうことが、シェアの低下に繋がっているかもしれません。
そんな自動販売機ですが、現在はさまざまなアイデアによって取り扱う商品を幅広くするなどして、新しい層を取り込もうという動きが加速しています。
例えばケーキやプリンなどのデザートを販売していたり、野菜やたまごなどの農作物に加え、最近よく見る生絞りオレンジジュースなどもあります。
そして最近ではTシャツやソックスなどの、アパレル商品を取り扱う自動販売機を、ニューエラが設置を進めています。
そちらを是非ご紹介!…したいのですが、自動販売機の話だけでいっぱいになってしまったので、続きは後編にて。
《参考文献》
・ミネラルウォーターに関する調査/PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001149.000007815.html
・街で見かけた面白い食べ物自販機特集
https://att-japan.net/ja/culture/18/
・ニューエラスタンド羽田