2025/04/08 15:28
前回はリバイバルブームについて書かせていただきましたが、リバイバルには「再評価」という意味があります。
一度評価されたものがしばらく落ち着いて再評価される、それがリバイバルの定義にはなりますが一方で何十年も前から変わらず高い評価を受け続けているものもあります。
その一つにとして「ドラえもん」が挙げられるのではないでしょうか。
ドラえもんは1969年に連載を開始し、1997年までのおよそ30年にわたって連載が続きました。この連載というのもそう簡単に表現できるものではなく、例えば同じように国民的人気マンガである「ワンピース」であれば「週刊少年ジャンプ」にて連載されています。
しかしこのドラえもんという作品については、小学館の「小学〇(1~6)年生」においてがメインでしたが、大長編ドラえもんについてはコロコロコミックで連載されていたり、掲載された雑誌数はなんと14にも上ります。そして現代である2025年においても、テレビアニメや映画などを中心に広く国民に親しまれており、とてつもなく長い期間に広い世代において愛され続けれている作品と言えるでしょう。
またドラえもんはマンガはもちろんアニメ・映画・ゲームなど、多角的なメディア展開に加え、世界約60か国でもアニメが放映されるなど、広く世界においても親しまれています。
ドラえもんの中でも特に印象的なのが、映画の中で起きるおなじみの展開ではないでしょうか。
・ジャイアンがいいやつになる
・タイムマシンが故障する
・焦って四次元ポケットから道具を出しまくる
・出木杉くんはなぜか出演しない
こういうところでバランスをとっているのも、映画ならではの面白さでもあるんですよね。
最近の作品では大人でも楽しめるような構成になっているものも多く、家族そろって劇場で共有できるものいいですね。
そんなドラえもんの映画が初上映されたのが1980年、今年2025年にも新作映画が公開されており、現在まで45年間に44作品が作られたことになります。
そのうち43作品のポスターをモチーフにしたTシャツが、HOMEGAMEより発売されています。
いずれもポスターをモチーフにしていることから、過去の作品についてはその当時のタッチのままTシャツになっています。
過去タッチの作品が好きな方も多いかと思いますので、個人的に思い入れのある作品のTシャツを手に入れたいですね。
こちらのTシャツは3/22に販売開始されましたが、この記事を書いている時点(4/3)では、受注生産に切り替わっております。
現在注文した商品については、到着は6月ごろとなっているようです。詳細についてはHOMEGAME公式ページをご確認いただければ幸いです。
ということで今回は、映画ドラえもんTシャツについてご紹介させていただきました。
今回この記事を書くに際して、ドラえもんの歴史について色々と調べましたが、改めてその歴史の深さや面白さを再認識しました。
もしかしたら細かいところなど、間違っている点もあるかと思いますが、その辺りはご容赦ください。
今回はドラえもんをテーマに書きましたが「クレヨンしんちゃん」「アンパンマン」「ウルトラマン」「ポケモン」などにも、共通する部分は多いのかなと思います。
これらの作品に共通して言えることは、「大人も子どもも楽しめる」ことだと思います。
自分たちが子どものころに見ていた作品が今もまだ人気があり、大人になった自分たちがその子どもも一緒になって楽しめる、そんな工夫がいずれにも共通しているような気がします。
アンパンマンはちょっと子ども向けかな…と思ったかもしれませんが、現代アンパンマンはバイキンマンの戦略の本気度や、大人も感動させる要素がたくさんあったりするので、一見の価値ありだと思います。
そう言えばリバイバルの記事を書いた際にも、幅広い層が楽しめることについて書いていたので、そういうことが今のメディアに求められるものなのかもしれませんね。
超高齢化社会になり人種や国籍も多様になった現代の日本。
そんな世の中だからこそ年齢・国籍を問わず愛される作品が求められ、自分がおじいちゃんになったころでも、まだポケモンに熱中しているような世の中であって欲しいものです。
《参考文献》
・ドラえもん/Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93
・映画「ドラえもん」シリーズ歴代まとめ https://filmaga.filmarks.com/articles/3188/
・映画ドラえもんコレクション/HOMEGAME https://homegame-tokyo.com/blogs/feature-post/lp-doraemon-2025